インドのブロックプリントってどういう使い方があるの?おすすめな使い方
ブロックプリントの素材、特徴
広く知られているブロックプリントと言えば、カラフルなコットン素材の生地ですよね。世界でもコットン素材の生地が人気ですが、実はブロックプリントされている素材は他にも色々あって、例えばシルク・レーヨン・ウールなど幅広くプリントされています。
そしてブロックプリント最大の特徴として、地域的色柄の違いがあります。MOJORAの生地を含め、カラフルなものは大体ジャイプルやラジャスタン、インドの砂漠地帯に近いサンガネール由来のプリントのものが多いです。パッと目を引く鮮やかな色合いが特徴です。
ブロックプリントは暑い地域で作られたこともあってか、風通しの良い薄手のコットン素材で作られています。加工しやすい薄字で、なおかつ綿の頑丈さもあり、インドでは色々な製品に加工されています。
他にもパキスタン由来の藍染や茜染など天然染料の自然な色が美しいアジュラック、インドの南東部アンドラプラデーシュ州の植物染料を使った、手書きの絵柄がアートなカラムカリ、 グレー・カーキ・ブラウンなど鉱山を使用した独特な染色方でプリントされたカッシュ、泥を用いた手法でジオメトリックな柄が特徴的なダブプリントなど、地域的な特徴を持った種類が存在します。
調べてみるともっと細かくあると思うんですが、有名どころは上記のプリントですね。気になる方は是非掘り下げてみてください。
というわけで、暑いインドの砂漠地帯で生まれ、ヨーロッパ各地に広まった、人類を魅了するブロックプリントなんですが、一体どういったものを作るのに適しているの?とかどういうふうに使われているの?とかおすすめの使い方を紹介していきたいと思います。
ブロックプリントのおすすめな使い方5選
日除けのカーテン・仕切り布
海外のインテリアなど見ていると、特に目を引くカーテンとしての使い方。生地の色味や柄が本当に可愛いので、垂らしておくだけでインテリアの主役級となります。縫って・タックをつけて、など考えずとも、軽い素材なのでクリップなどでチャチャっと留めてレールに引っ掛けるだけで、ほら可愛いの完成です。
仕切りとして使う場合も同じ、アイロンテープなので棒を通す輪っかを作って、突っ張り部などを通せば完成です。脱衣所や洗濯場、キッチン、物置、色々な隠したい場所や仕切りたい場所などに、気軽にできるとても素敵なアイデアです。ぜひお試しを。
身近な小物
例えば身の回りだとポーチ・マスク・ティッシュカバー・メガネケース・エコバッグ・ハンカチ・風呂敷・ブックカバーなど、アイデア次第でなんでも使いやすく、そして何を作っても可愛い!!
キッチンでも鍋敷やミトン・テーブルクロス・ランチョンマットなどテーブルリネンは海外の雑誌等でも多く取り上げられています。とてもオシャレでフレンチシックな雰囲気で憧れます。
シャツなどアパレル製品
最近人気で、ブロックプリントので作られたブランドが世界のあちこちで誕生しています。MOJORAもその一つですが、こんなに世界中で人気があるのは納得の可愛さだからですよね。爽やかで軽くて着心地良くて、シャツなどぴったりです。
伸縮性のない薄手のコットン素材なので、何を作るにも扱いやすいです。しかし薄手ですので、日本のように寒いシーズンは洋服よりは小物の方が向いてます。
ぬいぐるみ・布貼りDIY
このクマは作ってみて思ったんですが、生地が薄いから作りやすい!ミシンも使えますが、ちょっとずつ手縫いで進めていくのも楽しいかもしれません。私は手縫いでYOUTUBE見ながら完成させました。色合わせはアレですが、そのうちMOJORAオリジナルで販売するかもしれません。
そして作ってみたいのがこれ、ランプシェイド!難易度高めですがこれがベッドの隣にあったら幸せになれそうです。壁紙も可愛い!
子供服・子供用バッグなど
これもぬいぐるみ同様、生地が可愛いので、小さなもの作ると驚きの可愛さに仕上がります。そして手縫いがしやすいということもあり、子供服でやるとかわいい”スモッキング”などの刺繍技法がしやすいです。ミシンなくても手縫いでやってやる!というママの方にもいいかも?!
ただ一つ、女の子の服は間違いなく可愛いものができるんですが、男の子の場合気に入る色柄があるかどうか問題があるかもしれません。是非お子様と相談してくださいね。
ブロックプリントのお手入れ・注意点
各商品ページにも記載していますが、ブロックプリント製品は染料の色落ち等少し気を付けて頂くと、より長く楽しめる製品となっております。
特に直射日光に当てて干してしまうと、退色が進んでしまいます。できるだけ陰干しを、という点に注意していただければ、意外と長持ちで使えるコットンです。
あまり過敏にならず、ガンガン使ってブロックプリントの優しい生地と世界を楽しんでください。1人でもこのブロックプリントの魅力にハマってくれる人を増やしていくブロックプリント部活動を続けたいと思います。